2026年6月1日、セブンカードプラスの新規受付が停止されると発表されました。内容を確認するとともに、今後について考えてみました。
発表内容
発表の主旨は以下のとおりです。比較的慌しいスケジュールです。
・2026年6月30日をもって新規入会申込みの受付を停止する。
・停止前に申込む場合は7月21日までに入会の手続きを完了し、8月10日までにカード受取りが必要。
・2026年夏以降にさらなる利便性と特典を追求した「nanacoクレジットカード」の発行を予定している。
セブンカードプラスはどのようなクレジットカードだったか
①セブンカードプラスは基本0.5%還元のカードですが、セブン&アイ系列の店舗で利用するとポイントがアップします。イトーヨーカドーやセブンイレブンなどをよく使う人にはポイントが貯めやすいカードです。
②2026年6月現在、公式にはnanacoにクレジットチャージでき、チャージでポイントが付与される唯一のカードとなっています。(なお過去の経緯からチャージ可能な状態が続いているカードは別途数種類あり)
受付停止の理由を推測
セブン&アイのお店をあまり利用しない人にとって、セブンカードプラスは年会費永年無料ではあるもののポイント還元率が0.5%の平凡なカードのため使われる機会が意外に少なそうです。
ゴールドカードであっても大きな特典はなくほぼ同じ条件です。

貯めたポイントの利用方法はnanacoにチャージして使うのが基本で、誰でもが使いやすいとは言えない状況でした。
メリットがある利用者が限られているため利用が広がっていない印象なので、旧態化した現在のサービスやポイントシステムを一新する目的があることは間違いないと想像します。リニューアルは当然の成り行きです。
今後の方針としてnanacoクレジットカードを発行するとしていますが、今のところ詳細は明らかではありません。2026年夏以降に発表するとのことだったので少し待っていたのですが、記事作成時点ではまだ情報がない状況です。
(待ち過ぎてセブンカードプラス新規受付の停止直前になってしまいました。)
電子マネーnanacoの将来は不透明ではありますが、現時点で廃止するとの結論は出てなさそうなので、当面はnanaco絡みのサービスも拡充しテコ入れする方向ではないかと思います。
今後への期待
筆者がクレジットカードとそのポイントシステムに期待することはいつも同じです。その上で電子マネーnanacoだけにしかない機能もあるので、プラスアルファの期待をしたいです。
①貯まりやすいポイント
基本還元率が現状の0.5%から上昇すればベストですが、年会費無料カードではなかなか難しいかもしれません。年会費が有料になってしまっては返って痛手なので還元率アップは望んでいません。
他のカードでも見かける年間利用額によるボーナスポイント、特定のお店での利用でポイントアップ(セブンカードプラスでもセブンイレブンなどで実施している)などで条件つきでもポイントが増えるしくみが欲しいところです。
他にも画期的なサービスが出てくればさらに面白くなります。
②使いやすいポイント
セブン&アイグループは2019年に7payの個人情報管理で大失敗をし、すぐに撤退してしまったため決済ツールを持っていません。
なので折角のnanacoポイントはnanacoにチャージしてから使うことがメインなのですが、(スマホでもチャージできるしくみができたとはいえ)グループ店舗のレジや店頭の端末・ATMなどでチャージするのはやや面倒です。
基本nanacoにチャージして使うという形を多様化することが必要と思います。そしてそのときでも1ポイントからきっちり使えるようにしてほしいです。
ただQR決済と同時に使うようにするべきかについては筆者の中ではまだ結論が出ていません。(AEONPayではWAONPOINTが使えますが、ウエル活では効力を発揮しなかったりします。)
グループ内で使うことよりも、広くどこでも使えることに重心を置いてほしいです。
③電子マネーであるnanacoとの関係
筆者にとって一番の関心事は、今後の電子マネーnanacoチャージがどうなるのかです。
最低限現状と同じ0.5%ポイント付与が残ればよいですが、これが廃止されるようだとカードを持つ意味がほとんどなくなってしまいます。
④nanacoクレジットカードの名称は紛らわしくないのか?
nanacoの知名度が高いからという理由は理解できますが、新しいカードの名称がnanacoクレジットカードというところにどうしても引っかかってしまいます。nanacoは電子マネーでしょと思ってしまうからです。
電子マネーのnanacoは無くなってしまうのでしょうか?そのときは当然税金や社会保険料などの店頭支払いも廃止となるでしょう。
大いに心配なところですがそうならないことを願っています。
どういう方向に進むにせよ、今後もウォッチを続ける必要がありそうです。
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