人気のスーパーマーケット「ロピア」でキャッシュレス決済が復活するとのニュースを知り期待が高まっていましたが、その後の追加発表内容や実際に使ってみた結果を考慮して筆者宅では当面利用見送りの結論としました。
早々のチャージ手数料（システム利用料）見直し
まず2025年3月6日に同月12日から順次キャッシュレスを導入するとの報道がありました。
こちらははその時の記事です。
しかしそれから1ヶ月も経過しない4月3日に早くもチャージ時の手数料（クレジットカード、銀行口座分）を改定し同月8日より実施することが通知されました。チャージ額に対して平日1.1%、土日祝2.2%の手数料を負担する形で始まりましたが、チャージ金額にかかわらず1回あたり平日220円、土日祝330円とする内容に変更されたのです。
当初の手数料
1.1%の手数料であればクレジットカードのポイント還元で実質現金と同等の負担となり損はないと考えていましたが、変更後は1回あたりのチャージ額が大きい人にはメリットがあるものの、少額チャージで利用したい人は手数料の比率が異常に大きくなり、躊躇してしまいます。見方によれば、お客さんはたくさん買物してくれる方だけでよいという方針にも見えます。
最寄りの店舗で、まだキャッシュレス対応が開始されてもいない段階できついパンチを浴びてしまいました。
最寄りの店舗でキャッシュレス決済開始
2025年6月になってロピアアプリ内の情報で最寄りの店舗でも既にキャッシュレス対応が開始されていることを知りました、あれこれ言う前に一度は使用してみようと考え、6月2日に実行しました。ただしチャージ方法は手数料を回避し現金利用です。
（画像はイメージです）
実際に使ってみて
会員登録や認証は前日までに済ませてあったので、当日は事前に専用機でチャージを済ませてから商品をピックアップしてレジへ。レジでは精算機ではなく店員さんにバーコードを読み取ってもらうだけでした。簡単です。ただわざわざスマホを使わなくてもプリペイドカードで充分な気もします。支払い後アプリの残高がすぐに更新されないことも若干不便に感じました。使い方がよく理解できていないだけとは思うものの、結局アプリを終了・再起動することでようやく反映しました。
ロピアのキャッシュレスは、現時点でメリットがあるとしたら現金を使うタイミングがチャージ時だけになるので、財布から現金を出し入れする回数が減るということでしょうか。利用する金額はチャージ残高を使い切った段階で都度現金払いと同額となります。
1円単位でチャージしたり、ポイントを残高にチャージする方法がないため、残高とピッタリ一致する金額の買物をする以外アプリの残高をゼロにする良い方法が見つかりません。今後は変わる可能性もありますが、今のところデメリットに感じます。
常に残高を持ったままロピアでの買物を続ける人には何ら問題ありませんが、筆者の家庭のように他にメインで買物をするスーパーがありロピアは補完的に利用、買物するとき以外は残高を極力持ちたくないという場合はうまく利用するのが難しそうです。筆者の願い（期待）とは違う方向に進んでしまったというのが本音です。
今後の対応方法検討
現在リリースされているサービス・機能だとコスト割れなしで現金を使わない本来のキャッシュレスは実現せず、プリペイド残高を極力ゼロにして使うこともできそうにないため、せっかく盛り上がったところだったのですが筆者宅では利用を当面見合わせることにしたいと思います。
ロピアの仕組みが改善されることを待ちながら、同店での買物の主目的である安くて新鮮な野菜をキャッシュレスで購入できる店を今まで同様探し続けることにします。
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