NFCタグ決済をハチペイで体験してみました

QR決済・スマホ決済
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NFCタグ決済をご存じでしょうか?筆者はQR決済よりも便利なはずと考えているのですが、実際のところあまり普及はしていません。使ってみないと何とも言えないので、試すことのできる方法を探して体験してみました。

NFCタグ決済とは?どこで使える?

NFCタグ決済は、ICチップであるタグをスマートフォンで読み込んでその情報をもとに決済する手段です

JCBが2020年から実証をスタートし普及を進めています。

最近ではクレジットカードのタッチ決済が一気に広まり、非接触でスマートフォンでも利用できることから混同されている印象がありますが、もともとは別物と思われます。

実証実験を行った場所としては、観光地の宮島や京セラドーム、変わり種ではお寺などもあった(ある)ようですが、どちらかというと西日本が多く筆者の生活圏にはあまりなさそうです。

探し回ってようやく東京の渋谷区が提供しているアプリ”ハチペイ”がNFCタグ決済対応であることがわかりました。(QRコード決済とNFCタグ決済のどちらも使える仕様になっています。)

この”ハチペイ”を使って体験してみることにしました。

ハチペイ準備

ハチペイは区民あてにプレミアム付きのデジタル商品券を発行したり、利用時にポイントを付与したりして還元するとともに、区民以外にも開放して区内のお店の売上をさらに増やすことも目的としています。

区民としてのメリットが受けられない人でも、キャンペーンなどで還元の対象になることがあります。

2026年2月には誰でも4%(区民認証済みの人は8%)ポイント付与のキャンペーンを実施中でした。

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筆者は2026年2月16日に利用の準備を行いました。と言ってもすることは大したことではありません。

①アプリダウンロードとインストール、初期登録

初期登録は区民以外は、携帯電話番号、ニックネーム、渋谷区との関係などを入力するのみで完了します。なおSMS認証には外部の機能を利用しているようでした。

②残高チャージ

セブンイレブンATMや専用チャージ機でもチャージできるとのことですが、キャッシュレスの観点から筆者は自宅でクレジットカードチャージを行いました。

③使う店と購入するものをあらかじめ決めておく

アプリには位置情報をもとに付近の使えるお店をMAP上に表示する機能があるので、現地で探すのでも良いのですが、チャージした1,000円をなるべくきっちり消化するには多少作戦が必要です。

ハチペイで購入するとキャンペーンで4%のポイントが付与されることになっていたので、なるべく金額の大きいものから購入して、次回使用時には付与されたポイントも消化する方針とし、徐々に単価の低い買い物をして新たなポイントの付与を少なくすることにしました

お店としては、飲食店のドトールモスバーガー、薬局のマツキヨサンドラッグコンビニスーパーなどを候補にしました。

以上で準備は完了です。

ハチペイ実行

2026年2月17日、渋谷に向っていざ出陣です。

最初のお店はドトールコーヒーショップでした。

トーストがおいしいモーニングセットを注文しますが、ハチペイの支払いは明示されていませんでした。支払い方法にハチペイを指定するとレジスターの横から、画像のタグ・QRコードの盾を出してくれました。厳密に言うと裏側のQRコードだけの面を見せてくれたので、”タグ”でと言ってひっくり返してもらいました。

タグにiPHONEを近づけると、(おそらく)ブラウザで読み込むためのリンクがポップアップされ、タップすることでハチペイの画面が表示されました。アプリを選んで自分で立ち上げる必要がないことは便利です

ただその先は支払い金額を入力することはもちろんのこと、確認画面がいくつも出てきて煩雑感は否めません。時間もかかり店員さんもつき合うのが結構大変なのではないかと感じました。

教えてもらいながらなんとか支払い完了です。

キャンペーンで区民以外でも支払い額の4%のポイントが即時付与され、新たな買い物で利用できるようになります。この支払いでの付与ポイントは21ポイントだったため残りの買い物可能金額は491円です。

このあと1時間ほど歩いて腹ごなしをしながら、今回の実験とは別目的で昼食をとる予定のレストランに向かいます。

食後も奥渋の街をぶらぶらしながら来た道を戻りました。

超満腹ですが飲み物ぐらいならばとモスバーガーのコーヒーシェークで一休み、お店のレジスターの上には例のハチペイ用の盾が置かれていたため問題なく支払いが完了しました。

その後スーパーでブリックパックの飲み物を購入、こちらは盾は置かれていましたがQRコードのみの面が提示されていたため裏返してもらいました。

続けて薬局でお茶のペットボトルを購入、残高が不足するので楽天ポイント併用で支払いたいと申し出ました。レジの店員さんに通じず奥から店長さん?が出てきて対応してくれました。ここでもハチペイはQRコードだけが表示されていてタグ決済をわかってもらえなかったため、自分で裏側スマホをかざしました

最後にキャンペーンポイントが新たに付与されて1ポイント残りましたが、これはそのまま放置することにして実験を終了しました。

体験を終えて

筆者にとっては、事前に考えていたことがほぼ実現できてとても面白い1日でした

体験を終えてNFCタグ決済について感じたことを整理すると以下のようになります。

技術的に使えることは充分確認できた

自分で決済アプリを起動しなくてよいことはとても便利

ハチペイの場合、NFCタグ経由でもQRコード読込みでも同じだが、アプリ起動後の操作は入力や確認が何度もあり簡単・迅速とは言いにくい

お店ではハチペイに関してQR決済がメインと考えているようで、NFCタグ決済の認知度は低そうだった。利用者もPayPay等のQR読込みに慣れていて、何の迷いもなくQRの方を使っているのではないかと推察される。

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期待が膨らんでいたNFCタグ決済ですが、今のところメリットはアプリの起動が楽になることの1点のみかもしれません。タグを読んで支払い金額等が自動的にセットされれば便利ですが、そうなるとクレジットカード・プリペイドカードのタッチ決済と何が違うのか益々わからなくなりますね。

慣れてしまったQR決済と差別化し、NFCタグ決済が一気に普及するというわけにはいかないようです。

今後どのように発展していくのか読めませんが、引き続きウォッチして行きたいと思います

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