旅行中のキャッシュレス実例(2025年5月)

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筆者は2025年5月中旬に約2週間(12泊13日)の旅行に出かけていました。その間もずっとキャッシュレスを念頭に置いて実践してきましたので結果を報告したいと思います。なお、筆者の支出はかなり片寄っていて特殊な例である点はご容赦ください。

どんな旅だったのか

旅行記を書くつもりはありませんが、どのような旅かはざっくり説明した方がよいかと思います。

出発地点は関東地方、軽自動車で主に一般道を走り淡路島経由で四国に渡りその後海沿いを大きく1周、再び淡路島経由で帰宅しました。総走行距離は2,700km弱、夜間はほとんど道の駅に滞在し、宿を予約したのは1泊のみでした。

したがって費用はガソリン代と飲食費の割合が高く、宿の風呂の代わりに毎日利用した日帰り温泉施設の料金もそれなりのウエイトになりましたが、特別なことはしていないので総費用がとても少ない貧乏旅行です。

支出の集計結果

支出を集計するとこんな感じになりました。

①支出内容別キャッシュレス・現金内訳

支出内容 キャッシュレス 現 金 合 計
件数金額件数金額件数金額
飲食店9件4,120円4件2,480円13件6,600円
食料18件8,912円4件830円22件9,742円
飲料5件735円5件735円
宿泊料1件3,000円1件3,000円
入浴料5件3,450円5件3,070円10件6,520円
コインランドリー1件800円1件800円
みやげ3件2,734円1件1,000円4件3,734円
入館料入園料2件1,710円1件300円3件2,010円
有料道路5件3,110円5件3,110円
駐車場1件500円1件500円
ガソリン代9件27,146円9件27,146円
その他1件110円1件110円
合計58件55,027円17件8,980円75件64,007円

飲食店での出費では、1件道の駅のレストランの食券自動販売機が現金のみでした。香川県のセルフうどん店3軒も全滅でした。

日帰り温泉施設のキャッシュレス対応は半分程度、低料金で運営しているところはまだ現金が多いですがキャッシュレス可能な店が増えてきていると感じます。

街道沿いの農家の直売所で買ったみやげはやはり現金払いです。キャッシュレス失敗は店に車を停めた時点で確定していますね。

ここのところ増えてきているのが入館・入園料や観光船・ケーブルカーなどの対応です。何人かのグループだとそれなりの金額になるからでしょうか。今回も金額ベースでみると8割以上キャッシュレスとなっています。

②決済手段別内訳

決済手段決済手段詳細件数金額
QR決済金額入力0件0円
QR決済スマホ提示5件2,127円
クレカ・プリカカード提示5件5,878円
クレカ・プリカカードタッチ19件12,264円
クレカ・プリカスマホタッチ2件540円
enekeyタグをタッチ9件27,146円
ETCオンライン5件3,110円
電子マネーカードタッチ7件2,573円
QUOカードカード提示3件498円
ポイントカード提示3件891円
現金17件8,980円
合計75件64,007円

キャッシュレス決済のうち筆者がスマホを使ったのはQR決済が5件(d払い4件、ゆうちょPay1件)、クレジットカードのスマホタッチが2件です。QR決済はポイント併用のために使ったものクレカのスマホタッチは三井住友VISAカードの還元率UPのお店利用分です。電子マネーのスマホタッチは今回の旅行費用では利用していません。旅の途中で税金をモバイルnanaco支払いした際に1回利用しました。これは筆者のスマホを極力使わないポリシー実践の結果です。

クレジットカードのタッチ決済は19件と、現金を含めた全支払い件数の25%程度でした。思った以上に使えています。

キャッシュレス失敗

長い日数一人で旅してボーっとしているからか、いつもそうだから仕方ないのか、失敗も発生します。

今回は比較的軽微なもの多かった気がしますが、以下のようなことがありました。

運転中にお腹が空いてきて立ち寄ったローソン。dポイントカードのポイント払いのつもりでレジに向かいました。ポイントカードをスキャンしてもらい、クーポンをスマホから無事読み取ってもらったところで安心してしまいました。店員さんに”支払は?”と聞かれ頭の中が白紙に、”ポイント払いで”と言えず慌てて財布から電子マネーWAONカードを出して支払ってしまいました。

道の駅の小さな売店です。初めから現金しかダメだろうという予断があり小銭を手に持ったまま商品の内容について店員さんに質問している最中にPayPayのQRコードが掲示されていることに気がつきました。しかし話の決着はすぐについてしまい、方向修正できないまま手のなかの現金で支払ってしまいました。

道の駅のメインのおみやげ店です。キャッシュレス決済できることはわかっていたのですが、お客さんは自分1人、レジの3人に対面する中でごく少額の支払いを”クレジットカードで”でと言うことに気が引け現金を出してしまいました。旅の最終日で財布に小銭が多くなっていたことも心理的には影響していたかもしれません。

旅先でのキャッシュレスの評価

強く感じたのは、道の駅や日帰り温泉などでキャッシュレス決済ができるところが増えていることでした。以前は道の駅の農産物直売所などは現金が当たり前でしたが、よほど規模が小さいところ以外は対応されています。日帰り温泉も続々対応中といった印象でした。

一方セルフうどん店や個人経営の飲食店は当面は変わらないかもしれません。会計のスピードや対応する人の負担を考えるとまだまだと感じます。

全体を見るとガソリン代やETC料金が含まれているとはいえ、約86%(55,027円/64,007円)がキャッシュレスの支払いとなりました。一部例外はあるものの、都心から離れた地域であっても筆者が考えていた以上にキャッシュレスが浸透しているというのが今回の結論です。

現金約11,000円を持って家を出て、携帯したゆうちょ銀行のキャッシュカードを一度も使うことなく約2,000円が財布に残りました。13日間現金9,000円で過ごせたのは驚きでした。

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