2024年5月にJRE BANKのサービスが開始されたことは、事前に大規模に宣伝されていたので多くの方がご存じかと思います。
そして口座開設を済ませた方に向けて2024年9月17日に初回のプログラム特典進呈スケジュールが発表されました。筆者も5月に口座を開設しましたので、受け取りを待つばかりの状況となりました。
現在までに準備した内容と、特典が実際にどのように提供されてくるのかを都度お伝えしてゆきたいと思います。
1.JRE BANKの独自サービスの内容
①JRE BANKプラスサービス(公式サイトはこちら)
エントリーを行うと前月25日までの1ヵ月の取引状況によって当月のステージが判定され、そのステージによりATMや振込を利用する際の優遇回数、ポイント付与倍率などが決まります。
楽天銀行の1支店の口座という扱いのため、楽天銀行のサービスをベースにしているものと思われます。
②口座開設キャンペーン(公式サイトはこちら)
条件達成によりJREポイントが最大6,000ポイント付与されます。
条件判定の期間とポイント進呈日は口座開設日によって異なり、2024年6月末までの開設の場合9月30日までの期間で判定されポイント付与は2024年10月末となります。
③JR東日本およびグループ各社により提供される特典(公式サイトはこちら)
JRE POINTリンク登録(JRE BANKプラスサービスのエントリーと同時)をすることによって、6ヶ月または3ヶ月ごとに条件達成状況を判定し、JR東日本やグループ各社の優待が受けられるというものです。
初回の判定日のみ変則的に2024年8月25日となっており、この結果にもとづいて進呈されるプログラム特典の通知スケジュールが9月17日に発表された内容(公式サイトはこちら)となります。電子メールで対象者に通知されるとのことです。
特典の内容は多岐にわたっていますが、筆者が注目しているのはJR東日本営業路線内の片道運賃および料金を4割引する優待券の発行、どこかにビューーンのサービスを受けるのに必要なポイントを2000ポイント割引するクーポンの発行、普通列車のグリーン車を無料で利用可能なsuicaグリーン券の発行、JRバス関東の片道運賃無料特典(東京・新宿~佐野)などです。
2.現在までに準備した内容
①口座開設時・・JRE BANKプラス・JRE POINTリンク登録(保有していたJRE POINTサービスのID利用)、開設した口座に10万円を振込、保有していたVIEWリボカードの利用代金振替口座を開設したJRE BANK口座に変更
②2024年5月25日まで・・5月25日の口座残高を50万円以上とするため追加で45万円弱を振込、VIEWカード利用実績を作るためJREモールでのふるさと納税1件と一般のドラッグストアでの買物1件を実行
③6月25日まで・・6月25日の口座残高を100万円以上とするため追加で50万円を振込
④8月25日まで・・ビューカード利用代金引落(5千円以上)、8月25日残高を300万円以上とするため追加で200万円を振込
⑤9月25日まで・・判定日を過ぎたので200万円回収
3.準備に対してすでに結果が判明していることと今後の特典受け取りの予定について
①ステージ判定については6月プレミアム、7~8月VIP、9月スーパーVIPと毎月残高が反映されたものになっています
②口座開設キャンペーンポイントについては2024年9月30日時点で3万円の残高キープ予定、7月にVIEWカードの引落し完了、給与・年金の振込はなしなので 3000+1000=4000ポイント が10月末までに付与されればOKです
③プログラム特典については、4割引優待券が2枚(判定日の残高300万円以上、VEIWカード引落あり、2024年10月15日以降付与)、どこかにビューーンのクーポンが1枚(残高50万円以上、10月1日以降付与)、suicaグリーン券が1枚(残高50万円以上、10月1日以降付与)となるはずです
どこかにビューーンに関してはクーポンがあってもポイントを保有していないと利用できません。口座開設キャンペンポイントに期待しています。
それぞれの特典が実際どのようになるか後日報告したいと思います。
4.ここまでの利用で感じたこと
JRE BANKのプログラム特典は鉄道会社さんでなければできないとてもユニークなもので乗り鉄の人や旅行好きの人には大歓迎の内容だと思います。
サービスが魅力的だったことと銀行サービスとしては異例の事前広告が大規模だったことで、受付開始時は申込が殺到ししばらくの間JRE BANK狂騒曲が流れ続けているといった状況でした。
今回の特典付与開始についても対象者が膨大な数に上って相当の事務負担があるのではないかと思います。
無事に特典が付与されても、今度は利用する時点で希望者が特定のサービスに集中してしまうのではないかと心配だったりします。
仮に何か起こったとしても、サービスを縮小することなく時間をかけて安定的に運用してもらえることを期待しています。