筆者は実はQR決済が好きではありません。レジ前であれこれ操作をするのがいやなのです。それでもキャッシュレスの手段が特定のQR決済のみだったりすると対応せざるを得ないケースが発生します。そしてそういうケースは圧倒的にPayPayのみ利用可能なお店の場合が多いです。今回、仕方なくPayPay払いをしたものの予定通りの行動ができず、不本意な結果となった例が発生したので報告したいと思います。
PayPay払いが必要だった理由
2024年12月11日から東京都では”もっと!暮らしを応援 TOKYO元気キャンペーン”が開催されていました。この期間中に筆者が行く予定だったお店は、QR決済に関してはPayPayしか対応していません。キャンペーンの特典が受けられるのならばとなじめないPayPay支払いにトライしたというわけです。
レジで悪戦苦闘
レジは自分でお店のQRコードを読み取る形でした。”支払う”ボタンのあと”スキャンして支払う”ボタンを押し、QR読み込み、遠距離用メガネのせいで文字が読めないスマホ画面上で何とか金額を手入力します。先に進むとクレジットカード払いのつもりが、なぜか3,000円チャージが要求されます。やり直しても結果は変わりません。
こうなると毎度のことながら冷静な対応はまったく不可能、支払は1,000円程度だったにもかかわらず、結局アプリに指示されるまま3,000円チャージすることになり、何よりも嫌いなチャージ残高が2,000円以上も残ることになってしまいました。
痛恨の極みです。
失敗の原因
筆者は当初PayPay支払い時にPayPayカードでのクレジットカード払いをしたいと考えていました。事前にPayPayアプリをチェックしたところいつの間にか”支払方法の優先順位を設定する”という機能ができていました。通常の支払方法(最優先)はPayPay残高ですが、最優先の方法で支払いができなかった場合は自動で通常の支払方法2で支払うとなっています。PayPay残高はほとんどなかったので、通常の支払方法2(予備?)に設定したPayPayカードで支払われると考え、この”優先順位を設定する”機能をオンにしていました。
ですが現象としては自動的に切り替えの機能が働かず、単なる残高不足と判断されたようです。チャージ金額も冷静さを保っていれば、表示された3,000円を1,000円に変更することもできたようですが、今回はその余裕は全くありませんでした。
自動切り替えは”バーコード支払いやセブンイレブンアプリなどで最優先の支払に失敗した場合”との記述も見つかったので、自分でスキャンする場合は対象外だったのかも知れません。
さらに、よくよく確認すると東京都のキャンペーンはPayPayの場合残高払いまたはPayPayクレジット払いのみ対象とのことで、PayPayカード支払いは対象外だった可能性もあります。今回は予期せず残高払いとなったためキャンペーンポイントは得ることができましたが予定通り支払いができた場合はポイントが付与されなかったと思われます。
残高払いでない場合ですが、クレジット払いとクレジットカード払いが区別されていて、なぜわざわざPayPayクレジットにPayPayカードを設定しなければポイントが得られないのかはいまだに全く理解できていない状況です。
今後の対策
悩ましいところです。
本心はPayPayは使いたくない!なのですが、それでは身も蓋もないので考えてみました。
まずは安易に設定を変更しないことにしたいと思います。今回はよく理解できていない機能に飛びついてしまったのが最大の敗因でした。
PayPayについては特に機能変更が多いので、内容について都度しっかり把握しておくことが必要と感じました。そもそもPayPayはクレジットカード払いを排除する方向を打ち出していて、筆者の”QR決済であっても裏ではすべてクレジットカード払いにしたい”という思いとは真逆であるため注意が必要と感じています。
話は脱線しますが、PayPayはお金と数の力で、古くはOrigamiPay、最近ではLinePayなどのよくできたQR決済の仕組みをことごとくつぶし飲み込んできた経緯があります。あまり良い印象を持てないのは筆者だけでしょうか。
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