新AEONPayのリリースなどで話題が豊富なイオン関係のサービスですが、2025年7月17日それらの中で比較的静かに公表されたのがイオンゴールドカード関係の改定内容通知です。実施は2025年9月1日からとのことですが、一応チェックしておきたいと思います。
発表内容の項目
①イオンゴールドカード新特典
②イオンゴールドカード特典の変更点
③イオンシネマ「シネマチケット購入特典」の変更点
の順で書かれていますが、最も影響が大きいのは②のイオンゴールドカード特典の変更点になるかと思います。
③は特定の種類のカードだけの話なので、①と②について詳しく見てみました。
イオンゴールドカード新特典
画像は暮らしのマネーサイトの掲示です。

1つめはイオンシネマチケットを優待料金で年間30枚まで購入できるという内容です。
2つめはイオンモバイル利用時の月額料金ポイントのポイントアップとMNP契約時のポイント付与です。
イオンのノーマルカードや他社のサービスを考えると、どちらも正直なところ”ぜひ利用してみたい”と思うほどの魅力はないように感じました。
イオンゴールドカード特典の変更点
画像は暮らしのマネーサイトの掲示です。

(※1~※3の注記掲載省略)
・空港ラウンジの利用回数が制限なしから年間2回までに変更になります
・海外旅行傷害保険の補償内容(支払いの限度額)が減額となります
・国内旅行傷害保険の補償内容(支払いの限度額)が減額となります
これらは明確にサービスのレベルダウンと受け止められます。イオングループの多くのサービスを限られた資金の中で実施してゆく中で、コストダウンを図った方がよいサービスと判断されたものと推察します。
①新特典と②特典の変更点を見比べると、変更点の方がインパクトが強く全体としてサービスの改悪なのかと感じられる微妙な改定内容でした。
今後の方向性を推察
世の中にたくさんのクレジットカードが生まれては、サービスを縮小しながらいずれ消え、その間にまた新しいサービスを掲げた別のクレジットカードが登場するということが繰り返されています。
既存カードのサービス内容が大幅にアップするということはほとんどない印象です。
筆者にとって、今年最も残念だったのはエポスゴールドカードのセールスポイントだったポイントアップショップのポイントアップ率が0.5%(半分)になってしまったことでした。エポスカードは別の新しいサービスへの移行を考えているのかなと思ってしまいました。
イオンゴールドカードはすぐに商品が全面的に変わってしまうとは考えにくいですが、他社対抗上いずれ大きな発表があるかもしれないという予感はしています。魅力的かつスムースにメリットを享受できるサービスだとよいですね。
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