本気度が伝わる三菱UFJカードの新ポイントプログラム(2025年6月2日開始)

ポイ活
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2025年5月31日までの三菱UFJカードのポイントキャンペーンがこのあとどうなるのかとウォッチしていたところ、5月27日になって大々的な発表がありました。新プログラムの内容を把握するとともにその目的、筆者の対応策などを考えてみました。

2024年8月~2025年5月までのポイントプログラム

いつもの店舗での利用で5.5%のポイント還元を基本に、キャンペーンポイントとして第1弾では2024年10月末、2025年1月末の3ヶ月間区切りで、第2弾では3月末、5月末の2ヶ月間区切りで、一定の限度額まで最大9.5%のポイントが追加して付与される(合計で最大15%還元)という内容でした。

還元率は魅力的でしたが、ポイント利用時にロスが発生しない選択肢が少なかったり、キャンペーン延長の繰返しとなって容が直前まで開示されなかったりと、やや対応しにくい面もありました

新ポイントプログラム

変更点とそのメリット・デメリット

通常+スペシャルポイント(基本)が7%と三井住友VISAカードのスマホタッチ決済の還元率に並びました。いつものお店にスーパーなどの支払額の大きな店が入っているところがメリットです。

②新プログラムは基本分に上乗せする部分もキャンペーンではなく継続的なサービスのようです。もちろんいずれ見直されることはあるでしょうが、当面じっくり対応することができるのは大きなメリットです。三菱UFJカードの本気度満開です

上乗せ部分がカードサービス関係(3.5%)、MUFGグループ各社サービス関係(4.5%)、特定サービスカード払い関係(5%)の3つに区分されました。最大13%となることが売りではあるのですが、個々の条件は以前より厳しくなっているものがあったり、新しく追加された条件も達成しにくいものがあったりしてあまりメリットは感じられません

三菱UFJ銀行口座からの引き落とし限定となりました。三菱UFJ銀行がはっきり前に出てきて囲い込みをねらったものと思われますが利用者にとってはデメリットです。

⑤ポイント付与時期が変更になりました。基本部分とキャンペーン部分で別々だった集計期間が揃ったのは良かったのですが、通常の0.5%ポイント以外はすべて翌々月付与となった点は残念です。ただ2ヶ月我慢すれば以降の影響は軽微です。この点に配慮してエントリーの翌々月まで10%還元が保証されているのかも知れません。

スペシャルポイント対象金額が月額5万円までUPしました。これは付与ポイントが大きく増えるメリットです。

⑦次項で改めて書きますが、グローバルポイントwalletアプリでポイントが有効に使えるようになります。今までAmazonギフト(アプリで交換)以外はすべて額面通りでは使えなかったので大きなメリットです。

グローバルポイントwallet

こんな名称の決済手段あったかな?と思っていたら2025年6月2日から開始される新しいサービスでした。ポイントプログラムの変更ではなく、全く新たなサービスの提供開始です。三井住友カードのVポイントPayと同じようなスマホ決済手段で、グローバルポイントがロスなく1ポイント5円でチャージできるようですこれでポイント無理なく無駄なく使え交換方法に悩むことがなくなります

筆者が今回の発表で一番歓迎している項目です

三菱UFJフィナンシャルグループの目的

三菱UFJ銀行が本格的に乗り出す

本プログラムは今のところ三菱UFJカードのサービスだと思うのですが、引落口座が三菱UFJ銀行限定であることや新プログラムの発表はMUFGグループとしてされていることなどでその中心には三菱UFJ銀行があることがわかります。

現行のポイントはグローバルポイントですが、近々にエムットポイントという名称に変更になるのかと想像しています。

カード事業やネット専用銀行事業などを含め三菱UFJ銀行が本腰を入れて総合的なサービスを展開しようとしているのを強く感じます。

三井住友フィナンシャルグループへの対抗

総合的なサービス提供の流れは、2年前三井住友銀行がOliveサービスとして始めたものを追いかけ追い越そうとするものと考えられます。旧来のメガバンクとしての機能だけでは生き残れないと考えているのでしょう

Oliveと比較すると優れた点も劣っている点もありますが、全体としては遜色ないものとなっており2年遅れで取りあえず追いついた印象です

筆者の対応とポイント獲得見込み

筆者の対応

①必須条件となったカード利用分引落口座の三菱UFJ銀行への変更を行います。幸い現在残高0円で保有している口座があるのでこれを引落口座に指定することにします。ただこの口座には定期的に入金するお金はないため、残高不足とならないよう今後常に注意が必要です。

新しいキャンペーンにエントリーする必要があります。こちらは6月2日になったらMUFGカードアプリを最新版にアップデートして対応します。

③同じく6月2日になったらグローバルポイントwalletアプリをインストールします。カードからのチャージも実施してキャンペーン(先着10万名に1,000円分のアプリ残高を付与する)の条件をクリアします。

携帯電話のうち1回線分を三菱UFJカード払いに変更予定です

新プログラムでの筆者のポイント獲得率見込み

カードサービス関係ではアプリログイン(0.5%)スマホ決済利用(0.5%)楽Pay登録(2%)計3%

グループ各社サービス関係では三菱UFJダイレクトに毎月ログインして1%

特定のサービスのカード払い関係では携帯電話回線の引落としの変更で1%

基本の7%にこれらを加えると12%の見込みとなります。今までは 5.5%+8%~8.5% で合計13.5%~14%であったため見かけ上は若干下がりそうです。しかしポイントアップ対象の限度額が1ヶ月5万円まで拡大されたことで得られるポイントは逆転する可能性があります。毎月いつものお店での筆者の利用が3万円だとすると、ポイントが3,600円分付与される計算となりクレジットカード利用ポイントとしてはとても高い還元額だと思います

ただ還元率があまりにも高いので本当に続けられるの?という疑問はどうしても残ります。”大丈夫”であってほしいです。

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