キャッシュレス生活に使うクレジットカードは自分のお気に入りのカードをメインに使っている方が多いと思いますが、中にはただ何となく所有しているカードを使っている、どれをメインにしてよいかわからない、という方もあるのではないでしょうか。そんな方に筆者がメインカードに最適だと考えるエポスゴールドカードを紹介します。もちろん筆者本人も最重要カードとして使用しています。
メインにすべきカードとはどのようなカードか
筆者は年会費や手数料が一切かからないカードのなかで、ポイント還元率が高く、ポイントが無理なく・無駄なく使えるものというのが一番重要と考えています。(筆者のマイルール参照)
これらの条件をクリアしたうえで、さらに管理の容易さとか、運営方針の信頼度とか、券面やアプリのデザインなどのような要素が加わってくるのではないでしょうか。
なお紹介するエポスゴールドカードは厳密には年会費無料ではありませんが、一般カードからスタートしてゴールドカードインビテーションを受けることでコストをゼロにすることができます。
エポスゴールドカードのおすすめポイント
①ポイント還元率が高い
・通常ショッピングポイントは0.5%と年会費無料のカードとして標準的です。
・選べるポイントアップショップとして幅広いジャンルの多数のショップと提携がされており、これらのショップを3つまで選んで登録するとそのショップでの買物に1.0%のポイントが加算されます。一度登録したショップは3ヶ月を経過すれば変更することも可能です。他のカードのポイントアップショップでは、仕組みがあってもショップが限られていることが多いのですが、エポスゴールドカードではどんな人でも利用するショップが見つかりそうです。
・カードの取得から1年ごとに区切られた期間内の利用金額が100万円以上となったときは10,000ポイントが、50万円以上100万円未満のときは2,500ポイントが、利用期間終了の翌々月にゴールドカードボーナスポイントとして付与されます。年間利用額がちょうど50万円の時は0.5%分に、ちょうど100万円のときは1.0%分に相当します。
・あらかじめ登録したエポスファミリーゴールドのメンバーの合計利用金額に応じて、年間100万円以上で1,000ポイントが、年間200万円以上で2,000ポイントが、年間300万円以上で3,000ポイントがファミリーボーナスポイントとして付与されます。集計期間は代表会員の年間利用額集計期間と同じで、付与のタイミングも集計期間終了翌々月です。
これらを組み合わせると還元率は最大で2.5%を超えることも可能になっています。
②ポイントが使いやすい
・1ポイント1円換算で支払いに充当することができます。
・別途発行申込みが必要ですが、プリペイドカードにチャージしてカードのまま直接使ったり、QR決済やオンライン決済用のクレジットカードとして登録して使うこともできます。(ICチップがないので認証の関係から一部登録不可の場合あり)
・ポイントはファミリーゴールドのメンバー間でやり取りが可能のため、ファミリーボーナスポイントの分配なども不公平感なくスムースにできます。
以上により無理なく、無駄なくポイントを消化することができます。
③管理がしやすい・機能が豊富
・付与されるポイントは通常ポイントもポイントアップショップのポイントも取引ごと個別に計算され、それぞれ明細を表示・確認できるのでとても明確です。
・ボーナスポイントの達成状況が日々更新され、アプリやWEBでみることができるので計画が立てやすいです。
・ポイントからもチャージできるプリペイドカードや、利用限度額を自由に設定できるバーチャルカードなどを使って便利に、安全に支払いをすることができます。
・ETCカードも手数料・年会費無料で発行可能で、他のショッピングと一緒に管理できます。
・アプリの機能が豊富でできないことはほとんどないように感じます。構成も操作方法もよく考えられ、とても丁寧に作られているのがわかります。
④運営方針がしっかりしていてブレがない
サービスが徐々に改悪になるカードが多い中でルール変更をすることなく長く継続している印象が強いです。丸井の赤いカード時代から続く長年のノウハウをもっており、顧客指向が定着しているからではないかと想像しています。
例えば、ポイントアップショップの運営では対象から除外されるショップはほとんどなく、あっても極力時期を遅くする努力がされていると感じます。(MIXIMが対象外となったときなど)
アプリバージョンアップの運営では旧のユーザーインターフェースを好む顧客への配慮からか新旧両バージョンが長く併行運用されています。まもなく(2024年11月)旧バージョンは完全停止となるようですが、2年以上は続いていたのではないでしょうか。
⑤デザインが良い
・カード券面が美しいです。ほかのゴールドカードよりも色が明るく、文字も輝いています。筆者はカードが汚れたり疵付いたりしないよう、差し込み型の端末や、取り込み型の精算機は極力使わないようにしています。
・アプリ画面の色使いがきれいで見やすいです。新バージョンアプリはパステルカラーというのか、原色系とは違う色あいでほんわかした気分になれます。
エポスゴールドカードの注意ポイント
大きな欠点はないと思います。強いてあげれば、以下の点くらいではないでしょうか。
①年間利用額が100万円を超過するとボーナスポイント率が1.0%から徐々に低下する
②年間利用額50万円以上100万円未満はボーナスポイント率が最大0.5%と低め
還元率を高く保つための対応策については、下記のエポスゴールドカードの上手な使い方の項目で詳しく説明しています。
エポスゴールドカードの取得方法
手数料・年会費無料で利用するため、まずは一般カードの取得から始めてゴールドカードのインビテーションを受けるのがおすすめです。(別記事・・ゴールドカード修行・その1(エポスゴールドカード)参照)
もしも家族にエポスゴールドカードを持っている方がいれば、その家族から招待してもらうことで当初から年会費無料で取得・利用することができます。
最初からゴールドカードを申込むこともできますが、その時は初年度年会費有料、2年目以降も年間50万円を一度達成するまでは有料となります。
エポスゴールドカードの上手な使い方
まずは選べるポイントアップショップのうちから年間利用額の多いものを3つ指定します。
次にポイントアップショップ以外の利用も含めた年間利用額の見込みから下記の3つのパターンのどれかに当たるかを把握してカードを利用するとそれぞれの場合のポイント還元率が最大になります。
①年間利用額が100万円以上:ポイントアップショップの年間利用額が100万円に満たない分を100万円に達するまで通常ショッピングで利用
②年間利用額が50万円以上100万円未満:ポイントアップショップの年間利用額が50万円に満たない分を50万円に達するまで通常ショッピングで利用
③年間利用額50万円未満:ポイントアップショップのみ利用
50万円超100万円未満、100万円超もシームレスにボーナスポイントが付与されるようになればもうこのカード1枚だけあればいいですね。
現状ではポイントアップショップでの利用をなるべく多くしたうえで、100万円に満たない分を100万円に達するまで通常ショッピングで利用し、その後は通常ショッピングのポイント付与率が利用金額の大小にかかわらず1%以上あるような他のカードを使用するというのが一番効率が良い方法になります。(上記①の使い方です)
エポスゴールドカードは、仮に年間100万円ちょっとまでの利用に限定されたとしても最大2.5%前後の還元率が期待できるとても魅力的なカードです。
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”エポスゴールドカードの取得はまずはエポス一般カードの申込みからがおすすめです。”
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